萩は秋の七草のひとつにかぞえられ、「思い」などの花ことばがあるそうです。
いにしえから、優しくたおやかな萩に恋する人の姿を重ね、切ない想いや秘めたる想いを募られせていたのではないでしょうか。
とても美しい錆納戸色地に淡いベージュと黒でシンプルに萩文様が描かれた羽織を解いて、可愛らしい雰囲気のバッグに仕立てました。
古着物屋さんでしつけ糸が付いたまま売られていた羽織ですが、着丈がとても短く、着られないのは非常に残念に思いながら求めたものです。
バッグに姿を変えましたが、女性らしく優しい雰囲気はそのまま残せたように思います。
タックをとってふんわりしたフォルムにしました。
着物姿はもちろん、洋装にも合う素敵なバッグです。
バッグ全体に芯を貼り、さらにキャンバス地を裏打ちしてしっかりと丈夫に仕立ててあります。
A4ワイドのファイルや雑誌もすっぽり入る大きめサイズで、荷物がたっぷり入ります。
それでいてスッキリとしたシルエットなので、着物姿によく似合う、とても使いやすいバッグです。
【サイズ】最大横幅約43cm×縦約28cm(持ち手含む約39cm)×マチ約8cm
【素材】本体/正絹 持ち手/天然木
【値段】 17800円
※このバッグは、宅急便にてお届け致します。(定形外不可)